水槽は心のバロメーター

熱帯魚・水草育成の備忘録

プンティウス・ペンタゾナ・ジョホレンシスの育成記録

Desmopuntius Pentazona Johorensis プンティウス・ペンタゾナ・ジョホレンシス

Desmopuntius Pentazona Johorensis プンティウス・ペンタゾナ・ジョホレンシス 2021/12/19

プンティウス・ペンタゾナ・ジョホレンシスについて

2021/12/19、60cm水槽に5尾導入した。

基本情報

  • 学名:"Desmopuntius pentazona johorensis"
  • 英名:"Banded Barb", "Striped Barb", "Lined Barb"など。
  • 和名別名:「ストライプバルブ(バーブ)」「ジョボレンシス」「プンティウス・ヘキサゾナ」など。
  • 「ストライプバルブ」は見た目そのまんま。「ジョボレンシス」は”johorensis”の読み間違いと思われる。「ヘキサゾーナ」「ヘキサゾナ」の由来は以下の分類参照。
  • 分類:コイ(Cypriniformes)目、コイ(Cyprinidae)科、プンティウス(Puntius)属。

 プンティウス・ペンタゾナには(1)ペンタゾナ・ペンタゾナ、(2)ペンタゾナ・ロンボオケラートゥスと(3)ペンタゾナ・ジョホレンシスがいる。

 「ペンタ」は「5」を意味する。体側に5本の縦縞が入ることが由来と言われる。

 ペンタゾナ・ペンタゾナ・ペンタゾナとペンタゾナ・ジョホレンシスとは、背びれの付け根に黒斑がないことで区別される。

 ペンタゾナ・ロンボオケラートゥスとは縦縞の形で区別できる。ロンボオケラートゥスは縦縞というよりもストライプがほぼリング状になっている。

 なお、ロンボオケラートゥスは尾ひれの付け根も黒く染まることから、縦縞が6本あるように見える。このため「ヘキサゾナ(hexa)」と呼ばれることもある。さらにロンボオケラートゥスと混同してジョホレンシスも「プンティウス・ヘキサゾナ」の名で流通していることもある。

  • 最大体長は4cm〜5cm程度(12cmは誤記載)。
  • 適性水質は、温度24度~28度、pH5~7、硬度は軟水。

 原生地はインドネシアボルネオ島。プンティウス・ペンタゾナ・ロンボオケラートゥスと同じ生息地で発見される。生息地は腐敗物やフミン酸が豊富で、場所によってはph3程度の極端な酸性にもなる、かなり濃いブラックウォーターに生息しているらしい。

  • 寿命は3〜5年。
  • 餌:何でもよく食べる。

我が家のはいつも何かをつついている。

人工飼料もよく食べる。

草食性が強いとも言われるが、我が家のは今の所水草の食害はない。

  • 繁殖は容易(ばら撒き型)

オスはメスよりカラフルで赤みが強くなる。

  • 混泳は可能(おとなしい)。

特に問題なく他の魚(テトラ オーロなど)と混泳している。

テトラオーロとはときどき一緒に群れている。

  • その他の特徴:緑にきらめく鱗が綺麗。

これに惚れた。

赤地に黒バンド模様、というだけでもそれなりに目立つが、この魚の特徴はそれだけではない。

全身うっすらとダイアモンドをまぶしたように輝き、ところどころエメラルドグリーンの輝きが入る。

状態が上がると小型魚ながら水槽の中でかなり存在感がある。

ダイアモンドテトラのように、状態の良い個体を生で見ないと知れない特徴だと思う。

記録

2021/12/19、導入直後のジョホレンシス

2021/12/19、導入直後のジョホレンシス

2021/12/09、60cm水槽に導入。おそらくメス3尾、オス2尾。3cmほど。メス1尾はじっとしがち。