水槽は心のバロメーター

熱帯魚・水草育成の備忘録

60cm水槽秋色レイアウト作成日記

最近の60cm水槽(2021/11/20:トリミング直後)

最近の60cm水槽(2021/11/20:トリミングと植え替え直後)

60cm水槽の秋色水草レイアウト作成記録(8月頃〜)と雑感兼備忘録。

最終更新:2021/11/30

 

飼育生体と育成中の水草

60cm水槽に入っている生体と水草リスト。

飼育中の生体:計31尾
  1. サイアミーズ・フライングフォックス×1
  2. アラベスク・タイガー・プレコ×1
  3. トーマシー×1
  4. レッド・ファントム・テトラ×2
  5. テトラ・オーロ×11
  6. アフィセミオン・ガードネリー×5
  7. ヤマトヌマエビ×10
育成中の水草:計27種
  1. ハイグロフィラ・ピンナティフィダ
  2. ロタラhra(?)
  3. ロタラベトナム・レッド(ワリッキー・ロングリーフ?)
  4. ポゴステモン・ダッセン
  5. ポゴステモン・ヘルフェリー
  6. アマニア・グラキリス
  7. アルテルナンテラ・レインキー
  8. プロセルピナカ・パルストリス
  9. ニードルリーフ・ルドウィジア
  10. エキノドルス・ルビン(ブロードリーフ)
  11. クリプトコリネ・ペッチー
  12. クリプトコリネ・ルテア
  13. クリプトコリネ・コルダータ(ブラッシー)
  14. クリプトコリネ・ウステリアナ・グリーン
  15. クリプトコリネ・ウェンティ・グリーン・ゲッコー
  16. クリプトコリネ・アクセルロディ
  17. ボルビティス・ヒュディロティ
  18. ブセファランドラsp.(西カリマンタン
  19. ブセファランドラsp.(グリーンブロードリーフ)
  20. アヌビアス・ナナ
  21. アヌビアス・プチ
  22. アヌビアス・コンゲンシス
  23. ウィローモス
  24. グロッソスティグマ
  25. ミリオフィラム・ガイアナドワーフ
  26. ラゲナンドラ・ミーボルディ・レッド
  27. ラゲナンドラ・ケラレンシス

備忘録

  • ロタラベトナム(?か怪しいがショップではその名で売っていた)は弱酸性の軟水でなければ成長が止まって枯れる(2021/11/10)。
  • プロセルピナカ・パルストリス(マーメイドウィード)は中性寄りの水質でも枯れはしないが新葉が矮小化する(2021/11/10)。
  • 底砂をいじったら病気予防に薄めに抗菌剤を使用する(2021/11/20)。

記録(途中から)と雑感

2021/11/09

2021/11/09の60cm水槽

2021/11/09の60cm水槽

左側の流木、やっぱりもう少し左に詰めてもいいかな。

詰めてもそんなにスペースできないから今のほうがいいかな。

両サイドの緑系の草がなかなかそだってくれないな。

 

2021/11/10 定期換水

2021/11/10夜の60cm水槽

2021/11/10夜の60cm水槽
  • エキノドルス・オゼロット(ルビン)を植え替えなければならない。

小型ポットにいれてあるのだが、もう根が土からあふれだしてきてしまった。

有茎草もそろそろトリミングしなければ。

ロタラhraが育ったらやろう。

  • ロタラベトナム(?か怪しいがショップではその名で売っていた)は弱酸性の軟水でなければ成長が止まって枯れる。
  • プロセルピナカ・パルストリス(マーメイドウィード)は中性寄りの水質でも枯れはしないが新葉が矮小化する。

夏場は水質を変化させる要因を減らしておきたかったから、水質調整を行わず、水道水をそのまま使っていた。

結果、水質がやや中性・硬水になっていたが、10月終わり頃から徐々にピートモスなどで弱酸性・軟水にしていった。

結果、季節の変わり目で他の要因もあるとはいえ、有茎草の育ち方に目に見える変化があった。

水質が変動しても何とか育ち続けるだけプロセルピナカの方が水質には煩くない。

しかしプロセルピナカは光量が不十分だとすぐに機嫌を損ねる。

いずれも水質・光量に注意が必要な水草だが、ロタラベトナムの方は低光量でも育つことは育つし、弱酸性の軟水をつくるのはそれほど難しくもないから、ロタラベトナムのほうが簡単と言っていいんだろうか。

 

2021/11/16 アヌビアス・コンゲンシスを衝動買い

2021/11/16の60cm水槽

2021/11/16の60cm水槽
  • 安売りされていたアヌビアス・コンゲンシス(Anubias Congensis)を衝動買いした(中央・エキノの後ろ)。

コンゲンシスは底砂に埋めると良いらしいが、ひとまず石に括り付けて後ろの方においてある。

エキノドルスの植え替え時にどう使うか考えよう。

ちなみにランオケラータも一緒に安売りされていたが、正直、どちらの種類もよく似ているし、違いもよく分からない。

Google検索にひっかかる日本語ネット環境ではどちらもとにかく情報がない。

ウステリアナはフィリピン原産でアルカリ性土壌を好む、との記述を見かけたので、購入してからサンゴ砂との特製ブレンド用土ポットに植栽していたのだが、結局、あまりよく育たず矮小化してしまった。

購入後、やっと水中化してまもなく夏の水質も水温も不安定な時期に入ってしまったため実力を発揮出来なかったのかもしれないが、それにしても特に育ちが良いわけでもない。

よく育てば大きめになるはずの種類だから後景に植えていたが、しばらく大きさも出ないだろうから水通しがよく適度に照明が当たるが少し暗めな場所に植えた。

葉は大きくならないが葉裏の色も良く新葉も2週間〜3週間に一葉ほどのペースで展開を続けているから、それほど悪い状態でもないのだろうか。

もう少し期待して見守りたい。

  • 先週くらいに世界水草レイアウトコンテスト2021年度入賞作品集が発売された。

まだ見ていないが、過去の上位作品などをネットで眺めると、どれも奥行きと広がりが素晴らしい。

と感動したあとに我が家の水槽の写真を眺めるとどうも平べったい。

色々と実験観察しながらであるからまとまりがないのは仕方ないとして、奥行きくらい出せないものか。

 

2021/11/17 エキノドルスの植え替え

2021/11/17の60cm水槽

2021/11/17の60cm水槽
  • エキノドルス・ルビンを植え替えた

1号素焼き鉢から根が溢れ出してきてしまっていたので大きめの鉢(2号くらいの大きさ)に慌てて植え替えた。

左奥の真っ赤な葉がそれ。

今回は底にウールマットを敷き、上からネイチャーソイル、さらにその上から大磯砂を敷いてみた。

同時に左奥に植えていたロタラhraを引っこ抜きひとまずまとめておいた。

  • エキノドルスの置き場所に困る

レイアウト、どうするかな…。

中央にエキノドルスを置いておくのが一番素直だろう。

育ち具合も良く見えるし。

しかし全体赤いんだよなぁ…

ところでこうしてみてみるとロタラhraの赤が一番目を引くが、ロタラは密に重くなるから周囲には光量を必要とする水草をおいておきたくない。

 

2021/11/20 後景有茎草のトリミング

2021/11/20の60cm水槽

2021/11/20の60cm水槽
  • 後景の有茎草をトリミングした

底砂に直接植え込んであるから全部引き抜き適当な長さに切りそろえた後、底砂をプロホースで軽く掃除し、水を継ぎ足してから軽く整地して再度植え込んだ。

同時に、エキノドルス・ルビンを植えた鉢を底砂に少し埋め込んだ。

鉢植えだとレイアウトを変えるときも便利だ。

それでも底砂をいじるのには気を使う。

魚の調子が悪いときにやるとだいたい数日後に病気が出る。

予防として底砂をいじった後は薄めに抗菌剤を投入しておくようにしている。

とにかく、やっと一通りレイアウトが整った感じがする。

一部のクリプトコリネを植え直したから、もう3ヶ月は触りたくない。

次のレイアウトを考えながらじっくりと育てよう。

2021/11/30 定期換水
  • フィルターの流量が低下した

ずいぶん水が淀んでいるように見えたが、換水中にフィルター排水パイプの勢いがずいぶん弱くなっていたのを確認した。

週末にフィルター内の掃除をして、流量が戻らなければ、もうフィルターのモーター自体換えどきだろう。

2021/12/14 定期換水
  • フィルターの流量が回復した

フィルター内を掃除するまでもなくストレーナースポンジを掃除するだけで流量が回復した。

流量回復後、ずいぶんと水槽の水草の調子が上がった。

水流は水草にとっても大切だ。

クリプトコリネ・ペッチーの子株

クリプトコリネ・ペッチーの子株

ふと気付くと低砂からのぞいていた。

元気に育っているのはよいがあまり調子に乗ってもらうとレイアウトが崩壊してしまうのでランナーごと切って親株だけ育てよう。

  • 液肥は原則使わないほうがいい

先週、何となく余っていたトロピカの茶液を添加してみた。

今週、コケまみれとまではいかないが、ずいぶん水槽の汚れが増えた。

茶液は鉄分やミネラル主体だし、そんなに影響はないだろうと思ったが、カリも多少含んでいるし、やはり液肥は原則添加しない方が良い。

2021/12/19 フィルターの掃除・ろ材交換と水質検査

2021/12/19の60cm水槽

2021/12/19の60cm水槽
  • 水質検査

最近、エキノドルス・ルビン、アマニア・グラキリスとプロセルピナカ・パルストリスの調子が悪いので、水質を測ってみた。

フィルターの掃除前にテトラ6in1で測ってみたが、亜硝酸塩、硝酸塩は検出されず、総硬度は4、KHは5前後、pHは6.4のまあまあ軟水だ。

ちなみにフィルター掃除後はKHが下がり3になっていた。

試験紙の精度がよくないのであてにならないかもしれないが…。

たぶん水質そのものの変化よりも水槽内の水流と水温の変化の影響が大きいのだろう。

ハイグロフィラ・ポリスペルマやバコパなど、いわゆる「初心者向け」と呼ばれる水草と異なって、そうでない水草は、こういうところが繊細だったりするからめんどくさいのだ。

  • 外部フィルターの掃除

3ヶ月ぶりに外部フィルターの掃除をした。

ストレーナーのスポンジフィルターは2ヶ月位に1回は洗わないと目詰まりするが、外部フィルター内部はよっぽどゴミが溜まったりはしない。

化学ろ材とウールマットの交換さえなければ1年くらい洗わなくてもいい気もする…。

  • ろ材の交換

物理ろ材をリングろ材+サブストラットの併用から全てサブストラットに交換した。

リン酸除去剤、ピートモスを交換した。

  • 水草の調子がおかしい

約1月前に大きめのポットから植え替えて後、エキノドルスの調子が良くなかったが、ここ1週間ほどで少し調子を戻してきたように思える。

しかしアマニア・グラキリスとプロセルピナカ・パスルトリスが一気に葉を落としてしまった。

しかし新葉は展開しているし茎は元気な様子だ。

ここ数週間、水流が滞ったり寒さ対策で水温設定をいじったりしていたため古い葉を落としてしまったのだろうか。

クリプトとラゲナンドラは緩やかに成長を続けている。